FC2ブログ

掬水の駒 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品・天童将棋駒の工人《掬水》とその息子《淘水》の作品を紹介するHPです。

御宸筆形「錦旗」 掬水作 御蔵島黄楊 虎杢

IMG_3682.jpg

 この御宸筆形錦旗は、昭和60年、第1回銘駒工人会展(天童市民文化会館展示室にて開催)のときに、初の御宸筆形の盛上駒を製作展示したのが始まりでした。
 この最初の駒は故板谷進九段のご指名があり、板谷先生の元に。
 その後、仕事で専門店に収めたときには、良い評価をいただけなかったのですが、試行錯誤をしながら作り続けて、現在では錦旗の注文のほぼ9割方はこの御宸筆形になっています。

 元になったのは、伝・後水尾天皇御宸筆の駒です。
その筆法、漆筆の線の表現などを参考に自分の形を作り上げたいと思い、未だに、復刻品にならないように、自分の表現に、などと余計な考えと共に飽きもせず繰り返し作り続けています。
 令和2年正月 製作

スポンサーサイト



Category : 掬水作
Posted by 掬水 on  | 

故・伊藤太郎書 草書・朱書き

IMG_3665.jpg

天童伝統の草書の書き手として有名だった伊藤太郎氏が、昨年11月に亡くなってから1年が過ぎた。
約80年間の書駒製作数は数十万組に上るだろう。

かねてから、ご家族の方から一周忌が終わったら遺品を整理したいので手伝ってほしい、と頼まれていたのでできるだけ生前聞いていた話を思い浮かべながら仕分けのお手伝いをした。
作品はご家族に一組ずつ残して、道具類と一部作品は天童市将棋資料館に収めた。

写真はその中の一組、本黄楊・朱漆書き・草書。
一気呵成に書き上げるその技は誰人も真似の出来ない凄みがある。
裏表とも彼が生涯こだわった本朱粉の色であった。

Category : コラム
Posted by 掬水 on  | 

小楠作 彫駒 源兵衛清安書 御蔵島黄楊

IMG_359600.jpg

お客様のご要望により裏面は赤文字にしてあります。
色付きの漆は初めて使いました。良い経験です。 (小楠)

Category : 小楠作
Posted by 掬水 on  | 

第17回駒祭り開催

IMG_3571.jpg

今年も、画像チラシのように東京シティアイKITTEにおいて、駒祭りが開催されます。
天童は、将棋駒産地として歴史と伝統があるとはいえども、時代の変化とともに様々な課題を抱えています。
これからどのような取り組みと実践をして行けばよいか、他産地から学ぶことも必要でしょう。

将棋駒産地としての天童の特色は、機械製造から手仕事によるものまで、普及品から高級品まで、のバリエーションの豊富さにあります。
そのことはまた、全国の将棋愛好者にその愛用品として将棋駒をお届けし、庶民の将棋文化を担ってきた自負でもあります。
各事業所の商品を品定め頂きながら、そのような視点でも、お楽しみ頂ければ幸いに思います。


Category : お知らせ
Posted by 掬水 on  | 

御宸筆形「錦旗」 掬水作 御蔵島黄楊 孔雀杢

IMG_3459_201905281917022c2.jpg

伝・後水尾天皇御宸筆の駒から、掬水が独自に字形をを起こした「錦旗」です。
現在一般に作られている錦旗は伝・後水尾天皇御宸筆の駒を豊島龍山師が字形を起こして制作したもので、初期のものは錦旗の
銘が入っていない作がある。

Category : 掬水作
Posted by 掬水 on  |