FC2ブログ

掬水の駒 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品・天童将棋駒の工人《掬水》とその息子《淘水》の作品を紹介するHPです。

間もなく「駒まつりin天童」開催

IMG_3448_20190407172947732.jpg

掬水作 盛上駒 米芾書        米芾(1051~1107)…中国北宋時代の書家

間もなく第64回天童桜まつりの季節を迎えます。
4月20日(土)21日(日)の両日には舞鶴山山頂において恒例の人間将棋が行われます。

今年は、何かと話題にのぼる藤井七段の師匠・杉本八段がゲストの予定なので、大変な賑わいになりそうです。
様々なイベントが行われますが、将棋駒協同組合でも「駒まつりin天童」として、天童駅パルテ1階展示室にて開催されます。

写真の駒は、展示販売のために製作したもの。
米芾は、書道家の間では古典の書家として知られていますが、一般には馴染みがないかもしれません。
書風が面白いので、書法帖から使用文字を集字して駒文字として構成して少し遊んでみました。

伝統工芸士会からは他に、淘水作の鵞堂書盛上駒や、天竜作、松月作の彫駒、根付駒などが展示されます。また組合員の各事業所も出展販売を行います。

天童駅前からは舞鶴山山頂行きのシャトルバスが出ますし、パルテにはマイカー用の駐車場もありますので、ぜひ天童にお出かけ下さい。                                 
                                                                平成31年4月7日掬水記



スポンサーサイト
Category : お知らせ
Posted by 掬水 on  | 

小楠作 彫駒 「水無瀬書」

IMG_3361.jpg

一般的な水無瀬書に、古典の水無瀬形の雰囲気を加味してある。

Category : 小楠作
Posted by 掬水 on  | 

第16回駒祭り

IMG_3363.jpg

第16回天童将棋駒祭りがチラシ画像のように開催されます。
昨年までと異なるのは、各事業者の展示品にすべて価格表示がされて販売されること。
事業所によっては、ご予算に合わせて交渉する楽しみもあるかもしれません。

IMG_3374.jpg

伝統工芸士会のブースには彫駒から盛上駒まで8作品と各種根付駒も販売されます。

画像は掬水作・盛上駒「錦旗」(御宸筆形)です。斑の出方は強くはないのですが、お手入れよく持ち込めば、対局には邪魔にならない程度のコントラストで上品になると思います。

当ブースの当番に長男の淘水が参ります。淘水作の金龍・盛上駒、穆堂書・彫埋駒や展示会だけの根付駒も出品します。
大勢の方にご高覧ご批評を頂ければ幸いです。

Category : お知らせ
Posted by 掬水 on  | 

小楠作 彫駒 「錦旗」

IMG_3349.jpg

IMG_3352.jpg

新たにカテゴリに加わった小楠作の「錦旗」彫駒です。
小楠(こなん)は掬水の長女の作名で、棋具専門店に扱っていただいてからは、まだ5年ほどの浅い経験です。
字形は御宸筆形です。これから修練を重ねていく中で自分の表現を発見していくことでしょう。

Category : 小楠作
Posted by 掬水 on  | 

映画「泣き虫しょったんの奇跡」

IMG_3347.jpg
(画像:映画「泣き虫しょったんの奇跡」のパンフレット)

2018年9月公開の映画「泣き虫しょったんの奇跡」を拝見した。

将棋界のプロ棋士をめざす奨励会に入った実力がありながら、26歳までに四段になれなければ退会という年齢制限の規定により、一旦はプロの道を諦めたが、強すぎるアマ棋士のため、特例としてプロの道への挑戦を許された瀬川晶司五段の物語を映画化したもの。

豊田利晃監督自身も、奨励会に籍をおいたことのあるとのことで、そのプロへの道の厳しさをリアリティーに追っている。
松田龍平はじめ豪華多彩な俳優陣と、将棋連盟のプロ棋士が出演している。
俳優が演じる棋士たちの、将棋を指すときの、駒の捌き方を含めた所作は、違和感がないほど行き届いていて、より臨場感がある。

一つの道を追い求めて行くうえで、こんなにも多くの人達が関わっていて、支えられたり影響を受けたりしていることに、私は改めて自分の来し方と出会っった方々のことを重ねて見入った。
たぶん、この映画をご覧になった多くの方も、同じ感想をもたれるのではないでしょうか。
それは、私達一人一人に、それぞれの奇跡・物語があることでもありましょう。

この映画には、「装飾」を担当している渡辺大智氏からの依頼で、淘水作の菱湖書・盛上駒(第73期名人戦使用駒)が、映画『三月のライオン』以来再び使われている。
他にも様々な将棋駒が登場するのも楽しみの一つ。

Category : お知らせ
Posted by 掬水 on  |